黒船来航により、日本で一番最初に港が開かれた街、下田の記念博物館

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今月の逸品

スサリ崎台場の図

2020年10月の逸品

幕末、外国船が我が国の沿岸に出没するようになり、伊豆半島の南端下田は海防の重要地点として、寛政5年(1793)、幕府は勘定奉行久世丹後らに調査させ、次いで老中松平定信が400名の共揃えで下田・南伊豆の沿岸を巡視染ました。天保12年(1839)目付地鳥居耀蔵、韮山代官江川英竜が調査、下田などに台場(砲台)築造の意見書をだしました。天保14年(1841)伊豆東海岸の富戸、川奈、稲取、白浜、下田湾東岸のスサリ崎、西岸の狼煙崎の6ヶ所に「台場が築かれました。この図はそのスザリ崎台場の図です。