下田は古くから風待ち港として栄えてきましたが、嘉永7年3月(1854年4月)アメリカのペリー提督率いる黒船艦隊来航によりわが国最初の開港場となりました。
ペリーが去るとロシアの使節プチャーチンが訪れ、北方の国境画定を含む日露和親条約を結びました。
翌年にはアメリカ総領事タウンゼント・ハリスによるアメリカ領事館の開設があり、イギリス、フランス、オランダ等の船も下田港に姿をみせました。
日米修好通商条約の締結により開港場の役割は横浜、神戸などに移りましたが、ペリー来航から明治維新まで僅か15年、その最初の数年間、下田は日本が世界に飛び出す役割を果たした地でした。
下田開国博物館は、日本開国に係る約2000点の資料・遺品の中から約1000点を入れ替え展示しています。
館名 | 下田開国博物館 |
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設立 | 1985年11月3日 |
所在地 | 〒415-0024 静岡県下田市4丁目8-13 |
館名 | TEL: 0558-23-2500(代) FAX: 0558-23-3288 |
下田開国博物館は、歴史・資料の保存・研究・伝播を通して、
お客様へ最高のサービスと知の創造に貢献し、
全職員の物心両面の幸福の追求と、
社会の平和と進歩発展・繁栄に寄与することを目的とします。
昭和58年11月 | 森コレクションを譲り受ける |
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昭和59年1月 | 「有限会社豆州下田郷土資料館」設立(資本金500万円) |
昭和60年11月 | 歴史資料館「豆州下田郷土資料館」開設 |
平成15年1月 | リニューアルに伴い施設名称を「下田開国博物館」に変更 |
平成15年1月 | ミュージアムショップを「豆州庵」に変更 |