黒船来航により、日本で一番最初に港が開かれた街、下田の記念博物館

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今月の逸品

ペリーの似顔絵

2020年4月の逸品

1854年4月18日、アメリカのペリー提督搭乗の蒸気艦ポーハタン号とミシシッピー号が午後2時頃下田入港しました。この3月31日締結された日米和親条約で下田は即時開港となり、ペリーの黒船艦隊は15日から順次下田に入港しました。合計7隻(内蒸気船は2隻) となりアメリカ将兵は1200数十名でした。当時瓦版や錦絵でペリーの似顔絵が幾種類も描かれました。鬼のような顔、鷹の爪の手など様々で、いずれも人間の姿ではありません。幕府が庶民が外国人と接触しないようにペリーは恐ろしいと思わせると言う説、画家がペリーを見たことがなく想像で書くとこのようになるという説などあります。