黒船来航により、日本で一番最初に港が開かれた街、下田の記念博物館

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283年前の7月3日

283年前の7月3日

1739年7月3日=元文4年5月28日
ロシアが日本を意識したのは17世紀の中頃のようです。日本の漂流民を救助し日本の情報を得るなどしていました。18世紀に入るとカムチャッカ、千島方面の調査隊を派遣するようになりました。1739年にロシアの第3次カムチャッカ・千島方面調査隊の「聖ガヴリエル号」は下田沖まで到達し、283年前の7月3日、2隻の日本漁船と出合いました。
日本の漁夫達は水と薪を与え、引き替えにビーズ、針をもらったとのことです。聖ガヴリエル号は下田港に入港しようとしましたが、日本の役人達を乗せた小舟が急行し入港を妨げたので、下田沖に投錨し、船医が水夫数人とボートで海岸にこぎ着け上陸しました。住民は快く水を与え、各種の草やくるみ、真珠貝などを提供したと言われています。