黒船来航により、日本で一番最初に港が開かれた街、下田の記念博物館

下田開国博物館ロゴ

168年前の6月22日(嘉永7年5月27日)

168年前の6月22日(嘉永7年5月27日)

この年4月、日本最初の開港場となった下田に黒船艦隊を率いて来航したペリーは、日本での任務を終え帰国の途に就くに当たって、アメリカのポトマック河畔に建設中のワシントン記念塔に使用する石材として下田の石の提供を申し出ました。それに応えて、下田在高馬辺りから3尺角の石を切り出し、加工の上、168年前の6月22日(嘉永7年5月27日)米艦に積み込みました。この石はワシントン記念塔の階段の220段目にはめ込まれており、「嘉永甲寅のとし五月伊豆の国下田より出す」と刻されています。
なおぺりーはこの3日後の6月25日、ポーハタン号、ミシシッピー号、サザンプトン号を率いて下田を出港し帰路に就きました。