1754年8月14日=宝暦4年6月26日
265年前の8月14日、下田で保護していた南京船の漂民71名を長崎に護送ました。
宝暦3年(1753)12月10日、長崎往来の南京商船が遭難し、八丈島に漂着しました。廣南船主「高山輝」「程剣南」71人乗り組み。南京の乍浦港から長崎に向かう途中暴風雨に逢い、舵を失うなどの破船をしました。
八丈島で荷物を陸揚げし、その地では約半年間、食料を与えるなど保護し、翌年6月上旬、11隻の船に乗せて下田に護送しました。下田では71人に住まいを提供し、また病人を看護し1754年8月14日、長崎に護送すべく筑前船2隻乗せ送り出しました。