12月12日(1857=安政4年10月26日) 下田に領事館を開いた初代米国総領事タウンゼント・ハリスは、幕府と重要事項協議のため出府し、江戸城で将軍家定に謁見したのですが、161年前の今日、老中堀田正睦らと会見しました。ハリスは蒸気船、電信などの発達で世界が一つのようになり、鎖国政策をやめるべきこと、貿易は日本に大きな利益をもたらすこと、領土的な野心はないことなど2時間以上語りました。この日以降、幕閣と条約交渉に入り、日米修好通商条約の締結へと進んでいきました。
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